第1回懇談会を行いました(1)
今日午後2時から、Yamamoto English & Science School初の懇談会を行いました。
きっかけは、息子達の帰省でした。2週間ほど前、彼らが帰ってきた時にどんなことをしようかな、とぼんやり考えていました。その時ふと、開塾当時に二男が、入塾希望の人を集めて説明会を開こうか、と言っていたことを思い出しました。それで、今回普段よりもゆっくりめに帰省する息子達と塾生とで、勉強の仕方などについての相談会のようなものをやったらどうかな、と思いついたのです。
希望者を募り、今日は7人の皆さんが集まってくれました。前もって質問したいことがらを書いてもらっていましたので、順に答えさていただきました。息子達は、比較的最近高校受験も大学受験も経験し(私達2名の教員にとって、自分自身の受験体験は遥か彼方のことになってしまっています)、社会へ出てから経験したこともふまえて話すことができました。
今日の懇談会の内容から少し抜粋して私なりにまとめた内容をお伝えします。懇談会に来られなかった塾生のみなさんや保護者の方はもちろん、今日懇談会に来てくれたみなさんも、内容を思い出しながら読んでいただけたらと思います。
<集中力を保ちながらテスト勉強をやっていく方法>
1. 目標の日(定期テストや入試等)まで何日あるか計算する
2. 勉強しなければならない教科の範囲(ページ数あるいは数学などの場合は設問数)を把握する(次のテストまでにたぶんここら当たりまで進むだろう、と目星をつけます。実力テストや入試の場合は、範囲は「全部」ということになりますね。)
3. それを何回やれば(やる内容は、教科によって変わります)覚えることができるのか考える
4. 範囲のページ数・設問数に何回やればよいかという回数をかけて、のべ何ページ(あるいは何問)になるのかを計算する
5. 4で出した数字を1の日数で割る
6. 5で出した数字が、あなたが1日に勉強しなければならないページ数(または設問数)です。こうやって「ノルマ」のようなものを作っておくと、ただ漠然と勉強するよりは断然集中力が高まります。
7. 勉強に取りかかるのに時間がかかってしまう人は、家に帰ってから寝るまでの自分のスケジュールを先に決めてしまいましょう。決めると案外それに近い行動がとれるものです。
8. それでも勉強が手につかない、という人は、まずちょっと机に座って数学なら1問だけ問題を解いてみましょう。英語なら教科書の本文を1段落だけ(それがきつい場合は1文でも)読んでみましょう。すると不思議なことに、もうちょっとだけ解いてみよう(読んでみよう)かな、という気になってきます。そういう状態になったら、是非好きなだけやってみましょう。案外1時間くらいあっという間に過ぎてしまうかもしれませんよ。
9. ある程度集中できるようになってきたら(これも慣れの問題で、最初は難しくても、だんだんと長時間平気で勉強できるようになってきます)、自分のモティベーションを上げるための目標を作りましょう。ゲーム感覚で、「クラスで1番を取る」「学校で1番を…」「県で…」「全国で…」というようにやっていくと、勉強が楽しく感じてくることさえでてきますよ。
(次回につづきます)